2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「スイス時計の謎/有栖川有栖」

臨床犯罪学者・火村と作家・アリスの国名シリーズ第7弾。 ダイイング・メッセージ、首なし死体、密室、犯人当てと主題の異なった、4つの作品が収められています。 どの作品も面白いのですが、『あるYの悲劇』の必然性が素晴らしいと感じました。

「僕と先輩のマジカル・ライフ/はやみね かおる」

真面目一本槍の快人と不真面目で要領の良い春奈と正体不明の長曽我部先輩のユーモアミステリー。 先輩に強引に入会させられた「あやかし研究会」も怪奇現象の調査と報告という目的はあるものの、 先輩以外の会員は登場せず、正体不明。 シリーズ化されるよう…

ギルしか釣れない(>_<)

手元まで巻いたルアーを浮かせたままにしておくと、岸際の深い ところからブルーギルがやってきて、浮いているルアーを 突っつくんだけど、その中のドジな1匹が針にかかっちゃいました(笑)ちなみにルアーはアンザイ釣具店さんで買った、フリックビートで…

「龍臥亭幻想/島田荘司」

読後の感想は、“至福の時が終わった”という感じ。 島田荘司さんならではの文体が、これから起きる冒険を期待させ、ドキドキ、ゾクゾクしてきます。 龍臥亭事件から8年後、再び、起きる連続殺人事件。今回は、御手洗も吉敷も登場しますので、ワクワク感も2…

「ただ風が冷たい日/北方謙三」

前作に続いてソルティ達の街にブラディドールの川中やキドニーが、登場する話。これまで、このシリーズに対しては、群先生の言葉に作者が思ってるほどの説得力を 感じなかったんだけど、今作ではちょっと見直しました。 しかし、何でソルティは川中や酒井に…

「Φはこわれたね/森博嗣」

「すべてがFになる」や「封印再度」など面白い作品もあるものの Vシリーズはあんまり好きになれなかった森博嗣の新シリーズ。再び、萌絵が登場したりするんだけど、まぁ良いかな。 海月くんが良いキャラしています。次の作品も期待しています。

よー分からんのだが、テストも兼ねて。。

4月に読んだ本 “さすが霧舎巧!” 短篇集でも充分に満足させてくれます。